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the 17th biennale of sydney

Posted: 5月 11th, 2010 | Author: | Filed under: Exhibition | No Comments »

シドニーより有田です。5月12日~8月1日までシドニービエンナーレ開催。

総合監督には、森美術館の初代館長、デヴィッド・エリオット。

テーマは「The Beauty of Distance: Songs of Survival in a Precarious Age」

ちなみに、建築系では、クライン・ダイサム企画で始まった『ペチャクチャナイト』がシドニービエンナーレでも開催されます。

こちらに住んでいる立場としては、日本から祭典を見に来てもらえたら嬉しいです。

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友人たちと始めたブログには、日本人関係のイベントは書くようにしています。


「さよなら ポラロイド」

Posted: 10月 24th, 2009 | Author: | Filed under: Exhibition | No Comments »

現在、ギャラリー冬青で個展を開催中のスパガのベッカム、勝又邦彦がこんな展覧会にもノミネートされています。

「さよなら ポラロイド」art trace gallery 東京/両国
2009年10月18日(日)〜11月8日(日) 水木休廊

katsumata_8_s

2008年2月21日、ポラロイド社は“8月末をもってイ ンスタントフィルムの製造を中止する”と発表しまし た。 私達はその決定を聞いて、何かひとつ時代の終焉を告げる 木霊のような気がしてなりません。
卒業旅行のあの日。結婚式 の友。子供がはじめて歩いた日。 恋人とのベンチ。親友と笑い合った別離。母の病院。父との自転車。 入学式のスーツ。そしてなによりも私達の作品。ポラロイドフィルムは、 私達の日常 と並走していたように思えるのです。
私達は、消え去るフィル ムに「さよなら」を言うために、ここにポラロイド写真を展示 することにしました。 ぜひ逢いにいらしてください。
(多摩美術大学映像演劇学科 萩原朔美)

出品者一覧 敬称略50音順
阿部知代 荒川健一 荒木経惟 安藤麻衣 飯沢耕太郎 井口友信
石井茂 石田尚志 石原晶子 石原康臣 上山まい 上松葵 榎本了壱
大沼洋美 大日方欣一 尾本純一 勝又邦彦 加納豊美 神吉優 神林環
神林優 北雄太 金瑞姫 木村和代 黒山真吾 後藤天 斎木克裕
斎藤友博 坂口真理子 佐々木春菜 佐々木成明 佐々木香織 佐藤梓
佐藤志保 佐藤祐樹 島小織 下里愛子 下田亜紀 鈴木志郎康 鈴木秀ヲ
鈴木芳雄 鈴木余位 高橋周平 高野滋人 玉井美世子 玉淵早苗
霍見ふみや 虎岩彩 中村雄太 蜷川有紀 萩原朔美 長谷川太論 葉山嶺
原田奈月 深井友美 藤村悦洋 船橋陽馬 舩山寛子 ほしのあきら
本田祥子 港千尋 森山大道 矢川健吾 屋代敏博 山崎博 山本圭太
山本渉 村山匡一郎 元田敬三 山口祐子 行竹亮太 米澤一恵 米光将輝

10月18日オープニングパーティーの様子
20091018arttraceg


勝又邦彦展「Skyline」

Posted: 10月 24th, 2009 | Author: | Filed under: Exhibition | No Comments »

スパガのベッカム、勝又邦彦が写真展を開催中です。

2009年10月2日(金)〜31日(土) 11:00〜19:00 最終日は14:00まで
休館日 日曜・月曜・祝日.
会場
ギャラリー冬青 〒164-0011東京都中野区中央5-18-20 tel.03-3380-7123

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Skyline
都市の中にありながらも、それを少し引いたところ−多くは高台−から眺めてみる。
すると、自然の稜線ではなく、人間の営みがつくり出した稜線が見えてくる。
都市の内側で渦巻きうごめいている人々の欲望が、地面を這いずり、とぐろを巻き、あるいは深く澱のように沈澱し、たゆたうともなくたゆたって、長い時間を経ながら少しずつ空に向かって、光に吸い込まれるようにゆっくりとした上昇を続けてゆき、少しずつ少しずつ何かに洗われるように、空に溶けていくように見える稜線だ。
そのとき僕は、人の欲望や悪意や嫉妬、黒々とした情念や邪念と、建設的な意志や想像力と献身研鑽の努力、そういった都市にまつわる全てを祝福したい気持ちにかられる。
日本においてこの線のほとんどは、この60年あまりの歳月の中で形作られてきたものであり、今も日々移り変わっている。そしてそれが一瞬にして−天災、戦乱その他の暴力、あるいは新たな都市計画によって−崩れ去り、改変を余儀無くされることも今後あるかもしれない。
しかしこの線のどれもが欠けてはならないと思うのは、死すべき運命をもつものの感傷なのだろうか。
それにしても、一体どこまでが地でどこからが空の領分なのだろう?
(勝又邦彦)

※このシリーズは2001年の911事件を契機に開始され、国内外での撮影と発表を重ね、進行中である。

・勝又邦彦 プロフィール
早稲田大学法学部卒業、インターメディウム研究所修了。
大学在学中より絵画、写真、映像などの作品制作を始める。国内外で様々な職業に従事した後、作品発表を開始。多様な被写体のもとで「時間」「光」「場所」などをサブテーマに、常に写真の構造に触れるコンセプチャルな作品展開を続けている。主な展覧会に「Photography 写る、写す7人の現代作家」(大阪府立現代美術センター、2001年)「風景の余白に:写真」(東京日仏学院、2002年)「写真の現在2 —サイト— 場所と光景」(東京国立近代美術館、2002年)「Natura Morta 」(Leica gallery Solms、2006年)など。主な受賞に「さがみはら写真新人奨励賞」(2001年)、「日本写真協会新人賞」(2005年)。東京国立近代美術館、サンフランシスコ近代美術館など国内外の主要なコレクションに作品が収蔵されている。


藤森照信さん、メルボルンで展覧会

Posted: 10月 10th, 2009 | Author: | Filed under: Exhibition, Lecture / Workshop / Forum | No Comments »

シドニーより。キャプテン有田です。

FCタンポポのキャプテン、藤森照信さんが来豪されました。

メルボルン工科大学のギャラリーで茶室の展示をされるためです。

現在シドニー住まいの有田は、メルボルンまでレクチャーを聴きに&作品展を見に行くことができました。

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期間:2009年10月6日~25日

場所:メルボルン工科大学ギャラリー

9月28日からの来豪で、茶室の設営開始

10月6日にはレクチャーを開催。

10月24日にはお茶会も開催予定

展覧会のための作品でありながら、1分の1の立派な茶室。具材には今年2月のブッシュファイヤーで焼かれてしまった木が使われています。アスパラガスが窓辺に置かれており、ブッシュファイヤーの跡に芽吹いていた植物の強さを思わせました。実際に藤森さんはブッシュファイヤーの被害が最もひどかったといわれる場所を訪問されたとか。

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*おまけ*

茶室内にて。2ショットをリクエストしました。
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